なにからなにまで・・・

もう、なにからなにまで完璧です。
瓦屋根の傷み具合やシャッター枠塗装のはがれ具合、飾らないシンプルな看板に、もちろん木戸の立て付けやガラスの表面に至るまで、人工では成しえない自然のままのエージングだけが醸し出せる味。
できればずうーっと
ずぅーっと、このまま保存出来ればいいですよね。
たとえば、このまま百年たって、もし生まれ変わってここに立った時、ここにこのままこれがあったらどんなにいいでしょうね。
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小樽市運河プラザ・博物館のこと

小樽市運プラ博物館の工事を終えて1年が経とうとしています。

工事完了と共にすぐ雪に覆われてしまいましたので、足場を外した全体像を確認するのには春先の点検時まで待たなければなりませんでしたが、初めて見たときの感慨はひとしおでしたね。

この工事は技術的に難しいことが多く、さらに工期に追われ、精神的にかなり追い詰められましたが、職人としても人間としても、必ず成長できると信じ努力しましたよ。
今想うととても誇らしい充実した日々でした。
一言いわせてください。

I DID IT!!

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